中性脂肪と便秘

中性脂肪は実は便秘にも大きく直結しています。腸内環境と血液の状態がどうして関係するのか、一見よく理解できないという方も多いのでは無いでしょうか?

今回は、一見関係無いような中性脂肪と便秘に関して解説していきます。

実は、腸内環境と言っても、正常な代謝・栄養素の吸収ができないといった問題があります。

血液中に中性脂肪がある場合は、血液中に中性脂肪があるので、体の脳が、これ以上中性脂肪を吸収しないようにしてしまうからです。

これ以上吸収されない脂肪分は、どうなるのかといいますと、悪玉菌の餌になります。

悪玉菌は、脂質といった物を食料にして、代謝物が有害な菌を指します。

そのため、分解された脂質の有害物質によって、腸内の蠕動運動が阻害されてしまい便秘の症状が発生しているのです。

また、脂質は粘り気があり、腸内に多く存在している場合は、粘性を持った接着剤のような性質を持っています。

その結果、できた便を外に出すことも物理的に大変になってしまうといったことが起こります。

肝心なのは、基本的に便秘になった時点で、血液中の中性脂肪の数値が上昇していると言っても過言では無いのです。

実際に、中性脂肪の数値が高いと言う方は、疫学調査で便秘になっている人が多く、食事に油物を摂取しているといった結果も出ています。

油物を食べていると便秘になりやすいと言っている通説はこういった部分から派生したものなのです。

中性脂肪が多いということは、腸内環境加えて血液環境も悪いといった事を暗に示しています。

また、こういった中性脂肪の数値が高いと、便秘になる方は、肌が過剰に脂症になったりといったことも起きやすくなります。

多くの方が問題を抱える便秘ですが、今一度、中性脂肪の数値も含めて考えるべき問題なのです。

中性脂肪は、血液の病気だけなくて、こうした腸内の問題にも直結しています。全身を回る血液の病気である高脂血症の予防につながれば幸いです。

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